日中国交正常化50周年・日中合作映画
日中国交正常化50周年
日中合作映画
ウェイ・ツー チアン・ユー ルアン・レイイン 北原里英 チェン・ジン
ウェイ・ツー チアン・ユー ルアン・レイイン
北原里英 チェン・ジン
シャン・カンチョウ サイ・ショウイ ホウ・トウカイ/ジャン・リー
シャン・カンチョウ サイ・ショウイ
ホウ・トウカイ/ジャン・リー
監督:日向寺太郎 原作:周大新(『安魂』谷川毅訳、河出書房新社刊)
監督:日向寺太郎
原作:周大新(『安魂』谷川毅訳、河出書房新社刊)
脚本:冨川元文 音楽:Castle in the Air(谷川公子+渡辺香津美)
脚本:冨川元文
音楽:Castle in the Air(谷川公子+渡辺香津美)
製作:陳斗勇、馮学良、潘紅偉、鈴木ワタル、張朝喜、王欣 プロデューサー:王欣、馮学良、岩村修 総合企画:田原 芸術統括:明振江
撮影:押切隆世 照明:尾下栄治 録音:王宝石 美術:姬建剛 編集:川島章正 整音:小川武 音響効果:中村佳央 助監督:王昊陽 ヘアメイク:胡瑞 衣裳:宋林威 ラインプロデューサー:馬文亮
製作:河南電影電視製作集團/秉徳行遠影視傳媒(北京)/パル企画/大原神馬影視文化発展/浙江聚麗影視傳媒/北京易中道影視傳媒 配給:パル企画
©2021「安魂」製作委員会(2021/中国・日本/カラー/ビスタサイズ/5.1ch/108分)
製作:陳斗勇、馮学良、潘紅偉、鈴木ワタル、張朝喜、王欣
プロデューサー:王欣、馮学良、岩村修 総合企画:田原 芸術統括:明振江
撮影:押切隆世 照明:尾下栄治 録音:王宝石 美術:姬建剛 編集:川島章正 整音:小川武 音響効果:中村佳央 助監督:王昊陽
ヘアメイク:胡瑞 衣裳:宋林威 ラインプロデューサー:馬文亮
製作:河南電影電視製作集團/秉徳行遠影視傳媒(北京)/パル企画/大原神馬影視文化発展/浙江聚麗影視傳媒/北京易中道影視傳媒 配給:パル企画
©2021「安魂」製作委員会
(2021中国・日本/カラー/ビスタサイズ/5.1ch/108分)
イントロダクション
失った時間を、誰と生きる
日中国交正常化50周年に日中合作で描かれる、心の再生の物語。
失った時間を、誰と生きる
日中国交正常化50周年に日中合作で描かれる、
心の再生の物語。
『火垂るの墓』『こどもしょくどう』の日向寺太郎監督と、『うなぎ』(今村昌平監督)のベテラン脚本家冨川元文と初タッグを組んだ日中合作映画。
本作はベルリン国際映画祭金熊賞受賞を受賞した『香魂女-湖に生きる』(シェ・フェイ監督)の原作者でもある周大新(チョウ・ターシン)の同名原作を映画化。周氏は中国の一人っ子政策の渦中に生まれた一人息子を若くして亡くし、原作はその息子との魂の交流を綴った実体験を元にした物語。
その原作の核となる「大切な人に先立たれた人々の心の再生」を冨川氏が脚本で大胆にアレンジを加え、息子と瓜二つの青年との出会いを通し、主人公・唐大道とその家族が生きていく力を取り戻していく姿を描いた感動作が完成した。
ものがたり
わが子に先立たれた喪失感と後悔の念を抱え、
息子が生きた証を探し求める父がその先に見つけたものとは―――
わが子に先立たれた喪失感と後悔の念を抱え、
息子が生きた証を探し求める父が
その先に見つけたものとは―――
社会的名誉も地位も手に入れた著名な作家の唐大道。彼は自ら選んだ道こそが最も正しい道だと信じて疑わない独善的な人間であった。
それは、愛する息子・英健に対しても同じで、息子の幸せの為だと恋人の張爽が農村出身という理由だけで別れさせた。
しかし、その絶対的な信念は、英健が29歳の若さでこの世を去ったとき崩れた。
「父さんが好きなのは、自分の心の中の僕なんだ」という言葉を遺した英健。息子はどんな生き方を望んでいたのか…。
まだ近くにいるはずだと様々な本を読みあさり息子の魂を探した。
そんな中、英健と瓜二つの劉力宏と出逢い、息子の姿を重ね度々彼のもとを訪れる大道。
妻の瑞英は大道を制止するが、彼と会うことを止めることはできなかった。
しかし、息子にもう一度会いたいと願う強い気持ちはひとつの奇跡を起こすことに。
キャスト
原作者プロフィール
周 大新(チョウ ターシン)
周 大新(チョウ ターシン)
中華人民共和国の軍人、小説家。中国共産党党員。筆名は普度。
代表作に小説『湖光山色』。政府から中国国家一級作家に認定されている。
中国作家協会会員。中国人民解放軍総后勤部政治部の創作室主任。
中国作家協会第五回、第六回全国委員会委員。
プロフィール
1952年 | 河南省鄧州市構林鎮生まれ |
1970年12月 | 中国人民解放軍に入隊。戦士、副班長、排長、副指導員、 師政治部宣伝科干事、済南軍区宣伝部干事を歴任する。 |
1979年3月 | 処女作『前方来信』を発表。 |
1983年 | 中国人民解放軍西安政治学院を学んだあと、魯迅文学院に進学。 |
1988年 | 中国作家協会に加入し会員となる。 |
1993年 | 『香魂塘畔的香油坊』が謝飛(シェ・フェイ)監督により 映画化(邦題『香魂女-湖に生きる』)され、 同年ベルリン国際映画祭金熊賞受賞。 |
1996年 | 中国作家協会第五回全国委員会委員に当選。 |
2008年 | 『湖光山色』が第七回茅盾文学賞を受賞。 |
受賞歴
短篇小説『漢家女』、1985-1986年度全国優秀短篇小説賞 |
短篇小説『小診所』、1987-1988年度全国優秀短篇小説賞 |
中篇小説『向上的臺階』、『十月』優秀作品賞、『小説月報』第六回百花賞、『中篇小説選刊』優秀作品賞 |
中篇小説『舊道』、『時代文学』優秀作品賞 |
中篇小説『軍界謀士』、『長城』優秀作品賞 |
長篇小説『第二十幕』、第三回人民文学賞、解放軍新作品賞一等賞 |
長篇小説『21大廈』、解放軍新作品一等賞 |
2002年、馮牧文学賞、冰心攝影文学賞 |
2008年、『湖光山色』、第七回茅盾文学賞 |
監督プロフィール
日向寺 太郎(ひゅうがじ たろう)
日向寺 太郎(ひゅうがじ たろう)
1965年宮城県仙台市生まれ。
日大芸術学部映画学科卒業。卒業後、黒木和雄、松川八洲雄、羽仁進監督に師事する。
1998年『黒木和雄 現代中国アートの旅/前後編』(NHK)を監督。
2005年『誰がために』で劇映画監督デビュー。少年犯罪とその遺族を真正面から描き、新人監督ながらも人間の本質に迫り、主演の浅野忠信が第60回毎日映画コンクールにて男優主演賞を受賞するなど高い評価を得た。
2008年『火垂るの墓』が全国約80館で公開され、 松坂慶子が毎日映画コンクールにて女優助演賞を受賞、松田聖子が日本映画批評家大賞審査員特別賞を受賞。2009年5月には台湾の18劇場でも公開された。2009年、ドキュメンタリー『生きもの―金子兜太の世界―』(紀伊國屋書店よりDVDとして発売)は映文連アワード2010グランプリ、教育映像祭で文部科学大臣賞(最優秀賞)を受賞する。2013年『爆心 長崎の空』が第16回上海国際映画祭コンペティション部門にて上映される。2014年には、リアリズム画家野田弘志の創作過程を捉えたドキュメンタリー映画『魂のリアリズム 画家 野田弘志』が公開。
2010年から日大映画学科で非常勤講師も務める。
2019年3月に「こどもしょくどう」公開。第44回日本カトリック映画賞受賞。
フィルモグラフィー(映画)
『誰がために』(2005年) |
『火垂るの墓』(2008年) |
『生きもの 金子兜太の世界』(2010年) |
『爆心 長崎の空』(2013年) |
『魂のリアリズム 画家 野田弘志』(2014年) |
『こどもしょくどう』(2019年) |
フィルモグラフィー(テレビ)
『黒木和雄 現代中国アートの旅(1998年) |
脚本家プロフィール
冨川 元文(とみかわ もとふみ)
冨川 元文(とみかわ もとふみ)
1949年愛知県生まれ。多摩美術大学彫刻科卒業。
第10回向田邦子賞、日本アカデミー賞脚本賞優秀賞他、受賞。主な作品にテレビ脚本に大河ドラマ「峠の群像」、テレビ小説「心はいつもラムネ色」「ぴあの」他、多数。
映画脚本に「うなぎ」カンヌ国際映画祭 パルム・ドール受賞、「赤い橋の下のぬるい水」「福耳」「赤い鯨と白い蛇」「出口のない海」他、多数。
文化庁芸術家在外派遣特別研修員としてイスタンブールにてイスラム文化、トルコ映画・演劇を研修。
現在は、東京作家大学の講師も務めている。
主な脚本作品 テレビ
峠の群像 |
心はいつもラムネ色 |
二本の桜 |
ぴあの |
青春前後不覚 |
松本清張サスペンス「拐帯行」 |
砂の上のロビンソン |
失業白書 |
主な脚本作品 映画
『うなぎ』 (97年/監督 今村昌平) |
『赤い橋の下のぬるい水』 (01年/監督 今村昌平) |
『福耳』(03年/監督 瀧川治水) |
『出口のない海』 (06年/監督 佐々部清) |
『赤い鯨と白い蛇』 (06年/監督 せんぼんよしこ) |
『家族の日』(16年/監督 大森青児) |
劇場情報
2022年1月15日(土)岩波ホールほか全国順次ロードショー
2022年1月15日(土)
岩波ホールほか全国順次ロードショー
関東地方
上映場所 | 上映劇場 | 上映日 | 電話番号 |
---|---|---|---|
東京都 | 岩波ホール | 上映終了 | 03-3262-5252 |
東京都 | ヒューマントラストシネマ有楽町 | 上映終了 | 03-6259-8608 |
神奈川 | あつぎのえいがかんkiki | 上映終了 | 046-240-0600 |
神奈川 | シネマジャック&ベティ | 2022年5月7日(土)~5月13日(金) | 045-243-9800 |
長野 | 長野相生座・ロキシー | 2022年4月22日(金)~5月5日(木) | 026-232-3016 |
栃木 | 宇都宮ヒカリ座 | 2022年7月1日(金)~7月14日(木) |
中部地方
上映場所 | 上映劇場 | 上映日 | 電話番号 |
---|---|---|---|
愛知県 | 名演小劇場 | 上映終了 | 052-931-1701 |
関西地方
上映場所 | 上映劇場 | 上映日 | 電話番号 |
---|---|---|---|
大阪府 | シネ・リーブル梅田 | 上映終了 | 06-6440-5930 |
京都府 | 京都シネマ | 上映終了 | 075-353-4723 |
九州地方
上映場所 | 上映劇場 | 上映日 | 電話番号 |
---|---|---|---|
福岡県 | 福岡中洲大洋 | 上映終了 | 092-291-4058 |
宮崎県 | 宮崎キネマ館 | 上映終了 | 0985-28-1162 |
大分県 | シネマ5 | 2020年5月14日~5月20日 | 097-536-4512 |